肉食なパートナーが「ヴィーガン試そうかな」と言うまで
毎日の食事、私にはいつもモヤモヤとした気持ちがありました。
それは、一緒に住んでいるパートナーとの食生活の違いです。
朝は卵にベーコン、ブラックソーセージ。
ランチはラムとベイクドポテト。
晩ごはんはフィッシュ&チップス(お魚を揚げたものとフレンチフライドポテト)
そんな毎日を送るイギリス人パートナー。
揚げ物、脂っこいもの、塩辛いもの。
こんな食生活を送るパートナー。
私の場合は、畑で育った野菜で作った和食ごはんにお弁当。
お豆を水煮したもの、野菜が5種類入った味噌汁、漬物、焼き魚といった素材をそのまま食べるような食生活で小さい頃は過ごしました。
もちろん、フレンチフライもバーガーもピザもパスタも大好き。
でも、味噌汁飲むと「身体にしみる」と感じる。身体が和食を求めている。
最近では、肉、魚、乳製品は全く採らない、和食ベースのヴィーガン食にしている。
でもいつも気になっていた。
違うものを食べている。
そうすると、お腹のすく時間が違ってきて、全く違う時間に食べるようになる。
私の身体が喜ぶものは、パートナーの身体も喜ぶものなのか。
腸の長さが違うというヨーロッパの人と日本人、
文化も生活も、いままで育ってきた環境が全く違う私達。
今まで過ごしてきた「習慣」を私たちは、納得したかたちで変え、歩寄ることができるのだろうか。
フレンチフライ、バーガー、ピザ、パスタ、フライドチキンは本当に身体に悪いのか
私の住んでいる街のメインストリートは、700mにわたってお店が続く。
その中には
ピザ 7店舗
ケバブ(肉のグリル)6店舗
フライドチキン 5店舗
ファーストフード 4店舗
夕方には子どもたちがお母さんにピザを買ってもらう、
高校生がチキンを頬張りながら歩くといった光景は、
よく見かけます。
イギリスでは、学校給食でもフレンチフライドポテトとバーガー、ピザ、パスタなど炭水化物と揚げ物がよく出るといいます。
そんな学校生活を送った子どもたちが、お腹が空いて外に出た時に気軽に食べることができるスナックを手にするのは無理もありません。
UKParliament
のリサーチによると、BM値25以上をオーバーウェイト、30以上を肥満とすると、
28.7%の大人が肥満、35.6%がオーバーウェイトという。
いちがいには言えないが、いつでもどこでもスナックを食べることができる便利な生活が何か影響を与えているのは確かな様子。
ちなみに日本人はBMI値30以上は男性2.9% 女性3.4%(日本医学会より)
一緒にごはんを食べられない、食のすれちがい
私の家族は、みんなが席についたら食べ始める。
帰宅が遅い家族がいれば、それに合わせる。
食事の時間を大事にする家族の中で育ちました。
その食生活の中では、
集団で食べる時の思いやり、分かち合うこと、今日あったことの共有、たまに喧嘩(笑)、好きなもの、嫌いなもの、食後に飲む抹茶とちょっとした甘いものの喜び…
書ききれないほどたくさんの思い出や、学びがあったと今になって思えます。
だから、これは私にとって大事なことであり、譲れない部分でもあります。
でも、イギリス人の家庭を見ると、
仲の良い家族でもバラバラのものをバラバラの時間に食べる人が多く、
はじめは、この家族は仲が悪いのかな、とも思ったくらいです。
でもそれが、習慣、価値観の違い、ということでした。お互いの食べるものの尊重、時間をお互いに縛らない。
イギリス人ならではのお互いの尊重であると感じました。
パートナーも、家族と一緒に食べる習慣があまりなく、
外食も多く、気軽に購入できるスナックが多いので、ごはんの時間にお腹が空いていないこともままありました。
そして嗜好の違いが何よりも大きく、薄味、さっぱりの和食、菜食の私と、
肉やポテトが中心の食事のパートナーでは嗜好が全く違います。
こんな私達。
一緒にご飯を食べたい、それが大事と思う
食生活をどんな風に私達なりに歩み寄ることができるのでしょうか。
それとも小さい頃からの習慣は変えられず、歩み寄れないのでしょうか。
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