プレハブを積んだような公営住宅を通り抜けると、突如としてスパイスや揚げ物の匂いが漂ってくるジャークチキンのお店が軒を並べ、そのひとつ通りの向こうには、 突如、美しい壺や鳥や花などのプラスタ・ワークが壁に施された大邸宅が並ぶ、高級住宅街がひろがっている。 こんな近い距離に、いろんな人種や様々な階層の人々が、道を隔てて何かテリトリーとも言える場所を作りながら暮らしているのがロンドンである。 その町にどんな人が住んでいるかを知るには、 王室御用達のウェイトローズがあるか、安売りスーパーのアルディなのか、どんなス ...