英国に暮らすようになって、わたしは苛立ちを感じていました。
英国ロンドンでどうしても手に入らないものがあったのです。
フランスでの暮らしは、
新鮮な生産者へ搾りたての牛乳を取りに行き、
数時間前に掘ったばかりの人参を食卓に並べ、
週末にはオーガニックのマーケット(マルシェ)へ大きな網カゴを持って買い物。
フランスの日常って贅沢なことだったのね。となかば諦めつつも
英国で新鮮な食材が見つからないことに、失望を覚えていたからです。
スーパーにも、ファーマーズマーケットにも欲しい野菜が見つからない!
どこにも見あたらない、ツヤツヤしたどこも捨てることのない葉のキャベツ、水分をたっぷり含んだハリのある葉っぱ付きの人参。
「イギリスは産業革命の国だった」のかな。
羊に包まれた野菜
その後、イギリス人の友人が自宅に招待してくれた時のことです。
彼女の自宅には、可愛いものがあふれていて、
いつも美味しいものを温かい雰囲気でもてなしてくれる彼女の家のキッチンに
手書きイラストのかわいいボックスが置かれていました。
オーガニック・ファーマー!!!!って書いてある!中には、新鮮な季節の野菜が入っていました。
早速連絡先を教えてもらったのは言うまでもありません。
Riverford というこのオーガニックの会社は、オーガニック農家の集まりで、
毎週、好みの野菜ボックスを注文すると届けてくれます。
このダンボールは、野菜を取り出したあと、簡単に小さくたたむことができ、次回の宅配の時に回収してくれる仕組み。
レインガード付きのボックスなので、汚れにくく雨にも強いので、何回か使うことができます。
さらに、冷蔵品は、羊の断熱材に囲まれて届き、こちらもリユースすることができます。
このダンボールをリユースすることで年間で22,000本の木を伐採しなくてもよくなるそうです。(出典"Riverford website)
ダンボールも袋も、カーボンフットプリントが最低限に収まるように計算されています。
にんじんなどはそのまま箱に入ってくるので、ゴミはほとんど出ません。
オーガニックで新鮮というだけでなく、
自宅に宅配、
ゴミが出ない、
リユースしてみんなで大事に使う。
野菜はもちろん、流通の仕組みにも、パッケージにも、とことんこだわり、
しかもライフスタイルに合わせた利便性に
英国らしさとフランスではない流通の仕組みを感じました。
エシカルな会社を支援する消費者、そんな世の中に移行していっていることを感じます。
※スーパーマーケットよりも82%のプラスチックをカット”https://rf-img.s3-eu-west-1.amazonaws.com/pdf/Riverford+Plastic+Packaging+January+2020.pdf



